犬はいつの時代にも人間にとって、とても大切なパートナーです。

昔は番犬として、今は家族の一員として愛されています。

その一方、無責任な人間のせいで路頭に迷い、保健所に収容される犬がたくさんいるのが現実です。

下記は2018年の統計となっています。

  • 引き取り数:100,631匹
  • 殺処分数:43,227匹

自治体の取り組みや、ボランティアの活動によって、殺処分される犬の頭数はかなり減ってはいますが…

まだまだとんでもない数字です。

犬を飼う時は、「覚悟」を持つことが大切。

いったいどんな「覚悟」が、必要でしょうか?

犬を飼う前に考えてみましょう。

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犬を飼いたいと思う時はどんなとき?

「犬を飼いたいな」と思うときはどんな時でしょう?

  • 寂しい時(友達が少ない)
  • みんなが飼っている
  • ペットショップで可愛い犬を見てしまった

この3つが犬が無性に飼いたいと思うときの気持ちではないでしょうか?

寂しい時

あなたが友達付き合いが苦手で寂しい思いをしているなら、犬を飼うことによって心の隙間を埋めたいと思ってしまうかも。

犬は飼い主を裏切りません。

いつでも側にいてくれて、あなたの話を聞いてくれます。

みんなが飼っている

周りの人が犬を飼っていて「可愛い自慢話」をすると、自分も犬が飼いたいと思ってしまうもの。

犬と一緒にこんなこと、あんなことがしたいなと空想すると、無性に飼いたくなります。

飼い犬の自慢話の輪の中に入りたいと、思うこともあるでしょう。

ペットショップで可愛い犬を見てしまった

ペットショップで可愛い子犬と目が合ってしまった。

店員さんに頼んで触らせてもらう。

もうあなたの「飼いたい」衝動は、止まらなくなってしまうでしょう。

 

しかし一時的な感情だけで、犬を飼うことはいけません。

一般的な寿命より10年長生きすれば、20年以上も一緒に生活することになるのです。

では、犬を飼う前に考えなければならないことは、どういうことでしょうか?

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犬を飼う時の3つの覚悟とは?

犬を飼うときには「覚悟」を、もたなければなりません。

飼い犬を途中で投げ出す「無責任」なことは、絶対にしてはいけないからです。

ではどんな覚悟をすれば良いのでしょうか?

1、自分の時間が奪われる

犬は猫とちがい散歩をしなくてはいけません。

犬種によっては、全力疾走させなければいけなかったり、かなりの運動量が必要だったりします。

そのため、あなたの生活の中に「犬の散歩の時間」を、入れなくてはならないのです。

きちんとしつけをすれば、排泄は外でしてくれます。

家の中が汚れない利点もありますが、外に連れ出さないと排泄を我慢させることになるのです。

決まった時間に外に連れ出すことが、犬の健康を守るためにはとても大切。

疲れが溜まってどんなに眠い朝でも、犬のために起きられますか?

友達との遊びを制限して、犬のために時間を使えますか?

自分の時間を犬に捧げられる覚悟がなければ、飼う資格はありません。

2、お金がかかる

犬を飼うと餌代のほかにも、想像以上にお金がかかります。

一番お金がかかるのは、病院代です。

最近ではペット保険も充実しているようですが、犬は病気や怪我を簡単にしてしまいます。

特に最近では、甘やかしすぎて人間と同じ食べ物を与えるせいで、人間と同じ病気にかかるのです。

太り過ぎによる糖尿病などは、昭和時代の飼い犬には見られなかった病気。

他にも、家の中で犬を飼う場合、

  • トリミング
  • 爪のお手入れ※

にもお金が必要になってきます。

(※家の中で飼っていると、犬自身が外を歩くことによって爪を研ぐ時間が短いため。)

自分で出来ればお金はかかりませんが、

  • シャンプー
  • カット
  • 爪の手入れ

などは技術的に、かなり難易度が高いでしょう。

多くの犬は嫌がるので、暴れて出来ないことの方が多いからです。

他にも、犬を飼うときに必ずかかるお金もあります。

あなたの住んでいる市町村に、犬の登録をしなければなりません。

この登録の費用は、3000円。

そして毎年4〜6月の間に、狂犬病予防接種も受けなければいけないのです。

決められた場所(市役所)などに行けばやってもらえますが、狂犬病接種対応病院でも受けられます。

費用は3100円+550円(手数料)です。

そのほか、犬がかかりやすい病気に、フィラリアがあります。

蚊にさされることによって、発症する病気なので、どの犬でもかかる可能性があるのです。

予防のための薬を飲ませる場合は、月に1度。

注射の場合は、半年か1年に1度です。

犬の健康を考えると、フィラリア予防の費用も必要な出費になります。

このように犬を飼うのは、お金がかかるのです。

あなたがもし、自分のことだけで精一杯なら、犬を飼う資格がまだないかもしれません。

3、犬は必ず死ぬということ

犬を飼うときには、あまり考えないことがあります。

犬は必ず死んでしまうということです。

もしかしたら死ぬ前に病気になって、手がかかるかもしれません。

歳をとると人間と同じように白内障になって目が見えづらくなったり、歩けなくなってしまうこともあります。

最後まで責任を持って、面倒をみることができますか?

そして死んでしまった後のことも、きちんと考えておくことも大切です。

埋葬する場所はどうするか?

焼却してもらう場合、骨の保管はどうするのか?

飼う前にこういうことを考えるのは嫌かもしれませんが、最後まで責任を持つということは、死ぬことを考えることなのです。

家族のように大切な犬の「死」が覚悟できない人は、飼わない方がいいと思います。

飼うときには、その犬の「死」までを覚悟することが、とても大切です。

犬を飼うとき覚悟したことは?

私が生まれた時は犬がいたのですが、まだ小さいときに死んでいます。

その後、私が自分の意思で犬を飼ったのは、中学2年生の時。

小学生のときからずっと、母に「犬が飼いたい」と言い続けました。

そして6年生の時に、母から条件が出たのです。

母が出した条件は、

  1. 犬に対して全ての責任をもつこと
  2. 自分のことに責任を持つ行動ができるようになること

という2つでした。

もし、条件を守れたら、犬を飼うことを許すとのこと。

母との約束を1年以上続けました。

  • 家の手伝いをサボらない。(玄関掃き、洗濯物をたたむ)
  • 自分の食べた食器を毎日洗う。

1年以上サボらず続けたことを認めてくれて、母の友人の家で生まれた子犬をもらってきてくれたのです。

  • 餌やり
  • 朝晩の2回の散歩
  • シャンプー(外で飼っていたので、年に1度)
  • 病院に連れて行く(狂犬病の注射も含める)

全てのことを中学2年生の時からやりました。

もちろんお金は、親に出してもらいましたが。

犬を飼う覚悟に、年齢は関係ありません。

飼い主になる覚悟をもっていれば、親に協力をしてもらいながら飼ってもいいと思います。

犬を飼う覚悟について

私は犬が大好きです。

でも今は飼っていません。

犬を飼う環境が、整っていないからです。

  • 安定した収入がない
  • 家を空けることが多い
  • 犬を飼うのに十分なスペースがある家に住んでいない

子供のころから犬を飼っているので、「覚悟」はあります。

でも、犬を飼うには覚悟だけではなく、環境も大切です。

犬を飼うときには、

  • 自分の時間を犬に割けるか
  • お金は大丈夫か
  • 死を受け止められるか

を考えて、覚悟を決めましょう!

そして覚悟と環境が整ったとき、犬と一緒に素敵な生活がスタートするのです。

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