犬の困った夜泣きの原因は?老犬と飼い主の向き合い方とは

犬は人間よりも、寿命が短い生き物。

「獣医師広報板(www.vets.ne.jp)」によれば、小型犬・中型犬が1歳半になった時、人間でいう20歳と同じだそうです。

小型犬・中型犬が10歳になる頃には、人間の56才。

小型犬・中型犬は10歳頃から、老犬に分類されます。

大型犬の場合は寿命が短いことから、7歳以降が老犬です。

老犬の介護は人間の介護並みで、24時間付きっきりになることも。

今回は老犬の介護の中でも、精神的にも大変な「夜泣き」についてみていきます。

老犬の夜泣きの原因は?

早速、老犬の夜泣きの原因を紹介します。

犬の認知症

老犬が夜泣きをする理由は、犬の認知症の可能性があります。

犬が認知症になった場合、どのような行動をとるのか見ていきましょう。

  • 夜泣きをする。
  • 同じところを、ぐるぐる回る。
  • 粗相が増える。
  • 徘徊するようになる。
  • 狭い所に入り込み、身動きできなくなる。
  • 昼夜逆転する。

以上の行動が表れ始めたら、認知症の可能性があります。

人間の認知症の行動と、同じですよね。

早めに、かかりつけの動物病院で、診てもらいましょう。

認知症以外の原因

認知症以外の夜泣きにつながる原因もあります。

  • 体に痛みがある
  • 精神的な不安
  • 食事や排泄の要求

などが考えられます。

体に痛みがある

老犬になると足腰が弱ってくることから、自分で体を動かすことができなくなってきます。

体勢を変えられずにいると、床ずれになる可能性もあるんです。

体の痛みから、鳴いているのかもしれません。

精神的な不安

老犬になると、目が白内障になる確率がぐんと上がります。

目が見えなくなってきて、耳も遠くなってくると、人間でも不安になりますよね。

老犬にとっても同じです。

側で飼い主を感じたい、という思いを抱く老犬も多いのではないでしょうか。

飼い主を側で感じたいという心情から、夜泣きといった行動になることも。

食事や排泄の要求

人間と同じで記憶力の衰えから、ごはんを食べたことを忘れるようになることも。

ごはんを食べていないと勘違いして、何度も要求していることも考えられます。

認知症と似ていますね。

老犬の夜泣きの対策は?

次は老犬の夜泣き対策について、考えていきたいと思います。

老犬の側に寄り添う、なるべく声をかける

老犬になると、自分から飼い主の側に行くことが難しくなります。

寂しさや不安からの夜泣きには、側にいて安心させてあげるといいでしょう。

あなたを側に感じることが出来れば、夜泣きが収まるかもしれません。

老犬の不満を改善してあげる

老犬が不快だと感じていることを、探りあてることも必要となってきます。

空腹なのではないか?と感じたら、おやつをあげてもいいでしょう。

寝心地を考えて、体勢を変えてあげるのも効果があります。

生活リズムを整えてあげる

老犬になると、足腰が弱ってきます。

それでも「自分で歩きたい」と老犬が感じている場合は、日中にお散歩に連れて行くと生活リズムが整います。

あまり歩けなくても外に出してあげると、犬も喜ぶはずです。

日中の起きている時間に、なるべく遊んであげるのもいいでしょう。

程よく疲れて、夜にぐっすり寝てくれる可能性があります。

また体を動かして脳に刺激を与えることは、認知症の進行を遅らせることにもつながるはずです。

 

あまりに夜泣きがひどい場合は、かかりつけの動物病院に相談しましょう。

認知症対策のサプリメントや漢方で、症状が改善する場合があります。

また認知症の進行を遅らせる効果のある薬を、処方してもらうことも可能です。

睡眠薬や精神安定剤を使用することもできますよ。

犬の介護の方針について、かかりつけ医とよく話し合うことをおすすめします。

老犬の夜泣きは、ご近所さんへの説明も大切です

犬は人間よりも体が小さい分、介護するのに力は必要ありません。

しかし老犬の介護は人間の介護と同じように、飼い主を精神的に追い詰めます。

犬の介護を経験してみないと、その辛さをなかなか想像できない人も多いでしょう。

その為、ご近所さんが老犬の介護の大変さを、理解してくれない可能性もあります。

ですから前もって、ご近所の方になるべく事情を説明するようにしましょう。

実際、私の実家で飼っていた16歳の老犬も、夜泣きがひどかった時期があります。

実家の老犬の夜泣きがひどかったときは、近所の人に会うたびにお詫びと事情の説明をしました。

長年一緒に過ごした犬なので、ご近所の方も理解してくださっていたと思います。

お陰で苦情が来ることは、ありませんでした。

老犬の夜泣きは、ご近所の理解も必要です。

ご近所への配慮を、忘れないようにしましょう。

他にも、市販の防音グッズも売られています。

市販の防犯グッズなどで対策をしてみるのも、効果があるかもしれません。

老犬の夜泣きの原因は、認知症の可能性が!

愛犬が年老いていく姿を見るのは、辛いことです。

家族の一員である愛犬だからこそ、最後まできちんとお世話をしてあげたいですよね。

老犬の夜泣きは、認知症や欲求不満、精神的な不安からの行動です。

かかりつけ医に相談しながら、解決法を見つけていくことが大切になります。

老犬の介護は飼い主の負担も大きいですが、一緒にいられる時間を楽しめるといいですね。