ひな祭りの食べ物は?由来を子どもに説明できる?

前回ひな祭りの由来について調べてみました。

その時、ひな祭りの食べ物にも、色々意味があることを知ったのです。

ですから今回はひな祭りに関係する食べ物について、調べてみます。

また由来を子供にも簡単に説明できるかも、考えてみたい。

ひな祭りの食べ物は?

そもそもひな祭りの食べ物の由来の前に、

「ひな祭りに、どんな食べ物があった?」

という感じじゃないですか?

私が思い浮かんだのは、色の着いたお餅くらい(汗)

なので先にひな祭りに関係のある食べ物を調べてみました。

どのサイトを覗いても、ほとんど同じですね。

  1. 菱餅
  2. ひなあられ
  3. はまぐりのお吸い物
  4. 白酒
  5. ちらし寿司

となっています。

ひな祭りの食べ物の由来も調べた

続いて、ひな祭りの食べ物の由来も調べてみました。

菱餅の由来

菱餅

菱餅とは名前の通り、ひし形のお餅ですね。

下から緑・白・ピンクの色が着いています。

ではなぜひな祭りに、菱餅を飾るのか?

中国の上巳の節句に、母子草(ははこぐさ)のお餅を食べていたのが起源のようです。

(※上巳の節句とひな祭りの関係については、下記記事を参考にして下さい。)

ところが「母と子をついて餅を作るのは縁起が悪い」ということで、よもぎ餅を食べるようになったのだとか。

ですから菱餅の原型は、緑一色のお餅だったようです。

それが江戸時代になると、体に良いという菱の実を使ったお餅(白色)が加わっています。

菱の実をつかったので、形も菱形になったのでしょう。

ちなみに菱(ひし)という植物は、葉の形が菱形なのが名前の由来です。

そして明治時代に入ると、生活も豊かになってきたのでしょう。

桃の節句と言われますから、桃色の餅を加えたとのだと思います。

着色に使ったのは、くちなしの実です。

(※くちなしの実は黄・赤・青色を出すことが可能。)

ですから現在の菱餅が誕生したのは、明治時代ということになります。

菱餅の色の意味

実は菱餅の色には、意味があるのです。

一番下の緑は春を待つ新芽。

その上の白は溶けきっていない雪。

そして一番上のビンクは桃の花を表しているのです。

またそれぞれに願いが込められています。

  • 新芽の緑には、健やかな成長への願い。
  • 雪の白には、清浄への願い。
  • 桃のピンクには、邪気払いへの願い。

(※中国では桃の木に邪気払いの効果があると信じられていたからです。)

ちなみに桃太郎は鬼の邪気を祓うという意味で、桃から生まれたようです。

ひなあられの由来

ひなあられ

ひなあられには上図のように、ピンク・白・緑・黄色などが入ってカラフルです。

ひなあられの由来としては、江戸時代に始まった「ひなの国見せ」が関係しています。

「ひなの国見せ」とは天気の良い日に、飾ってあった雛人形をもってピクニックにいく風習。

じっと飾られているだけでは雛人形も退屈なので、自然の美しさを見せるために持ち出したのでしょう。

そのときにおやつとして持っていったのが、ひなあられのようです。

ひなあられは菱餅を砕いて作った、という説もあります。

ですがそれだとひなあられが3色になったのは、明治以降になるでしょう。

3色の色の意味は、菱餅と同じと考えるのが普通です。

ですが黄色などが入って3色以上になると、話は違ってきます。

多分4色以上のひなあられは、ひな祭りのために作られるようになった見た目重視のお菓子でしょう。

そのため色の意味も、特に重要ではないと思います。

なぜならひなあられを製造する業者のサイトを覗いても、色についてのこだわりが無いからです。

チョコ味が入ったりしていて、とにかくカラフルであればめでたいという感じ。

確かにそれらしく4色の色の意味を、解説しているサイトは存在します。

でも色に重要な意味があれば、ひなあられは4色で定着したはずです。

はまぐりのお吸い物の由来

はまぐり お吸い物

出典元:https://item.rakuten.co.jp/tokizenmiwa/hamasui_900/

はまぐりは元々対となっていた殻以外は、合うことがないようです。

そのため娘に、

「ピッタリのお相手が見つかりますように」

という願いを込めて、はまぐりのお吸い物を頂くようになったと考えられます。

ちなみに「蛤(はまぐり)」という漢字は、元々の殻とだけピッタリ合うことから「合」の字が使われているようです。

ではなぜ「虫」偏なのか?

漢字が作られたのは、知っての通り中国です。

中国では昔、

  • 人関係⇒人偏
  • けもの類⇒けものへん
  • 鳥類⇒鳥偏
  • 魚類⇒魚偏
  • その他⇒虫偏

で表していたようです。

そして蛤(はまぐり)は人・けもの・鳥・魚に分類できなかったため、その他の「虫」のグループに入れられたのです。

(※元々は「虫」は「むし(昆虫)」を、表していたわけではありません。虫はへび(頭の大きな)を表していたようです。)

白酒の由来

もともとは桃の花を漬けた「桃花酒(とうかしゅ)」を、ひな祭りでは飲んでいたようです。

先にも書きましたが、桃は邪気を祓うと考えられていたからでしょう。

他にも桃(もも)という語呂から百歳(ももとせ)が連想できるので、長生きを願って飲んでいたのかもしれません。

では桃花酒からなぜ白酒に変わったのか?

桃の花の赤に対して白色のお酒だと、紅白でおめでたいからではないでしょうか。

ちらし寿司の由来

ひな祭りにちらし寿司を食べなければいけない、という決まりはありません。

でも祝いの席にちらし寿司は、ぴったりだと思いませんか。

もともと「寿司」は「寿(ことぶき)を司る(つかさどる)」と書きますからね。

ちなみに具材にも意味があるようです。

  • エビ⇒腰が曲がるまで長生きする。
  • レンコン⇒将来の見通しが良い。
  • さやえんどう⇒健康でまめ(豆)に働く。子宝に恵まれる。

そして上記は色が、ひな祭りの色でもあります。

  • エビ⇒赤
  • レンコン⇒白
  • さやえんどう⇒緑

おめでたいですね。

ひな祭りの食べ物の由来を子供に説明するなら?

ひな祭りの食べ物の由来を子供に聞かれたら?

菱餅の由来を子供に解説

菱形のお餅は、新しく生えてきたお花の芽、雪、桃の色を表しているんだよ。

お花の新しい芽の緑色は、元気に育つように。

雪の白色は、真っ白なキレイな心のままでいますように。

桃のピンクは、悪者から守ってくれますように。

という願いがあるの。

ひなあられの由来を子供に解説

昔はお雛様と一緒に、お外に遊びに行っていたんだよ。

そのときに、おやつで持っていったのが、このひなあられなんだ。

昔は菱形のお餅を細かく割って、このお菓子を作っていたの。

(※菱餅を見せて話す。)

だからキレイな色が着いているんだよ。

はまぐりのお吸い物の由来を子供に解説

はまぐりはね。

この2つの殻以外は、ピッタリ合うことがないの。

だから大きくなったら、ピッタリ合う旦那さんが見つかりますように。

という願いがあるの。

白酒の由来を子供に解説

昔は桃の花をつかって、作っていたんだよ。

でも赤白はおめでたいから、白い飲み物になったんだ。

ちらし寿司の由来を子供に解説

昔からお祝いのときには、ちらし寿司を食べたんだよ。

このエビは、長生きしますように。

レンコンは、明るい未来でありますように。

さやえんどうは、子供がたくさんできますように。

という願いで入っているんだ。

ひな祭りの食べ物の由来を子供に説明する時は

基本的に私は、白酒の由来は説明しないでしょう。

確かに子供が飲める甘酒はありますが、私は白酒を説明する必要性を感じないからです。

また子供がボキャブラリーが増えるごとに、説明を変えていきたいと思います。

でもあまり難しくならないように、気をつけたいですね。

大事なのは明るく元気で、優しい子に育つことなのですから。